Okajima Folia

(重要)Okajimas Folia Anatomica Japonicaは、2019年度末を以て休刊となります。
新規投稿の受付は2019年9月30日までとさせていただきます。

ご挨拶


初代教授 岡嶋啓治

弊誌Okajimas Folia Anatomica Japonicaは当解剖学教室の初代教授であった岡嶋敬治先生が自費を投じて、大正11年(1922年)に当該領域の我が国研究者の業績を広く世界に知らしめすべく唯一の欧文誌として創刊されました。今日に至るまで永年にわたり、当教室において事業を継続しております。これまでも、本学卒業生である元群馬大学学長伊東俊夫先生(8回生)が肝臓内に脂肪貯蔵細胞の存在を世界に初めて弊誌で発表され、現在欧米の教科書ではIto cellとして記されているなど、弊誌の果たす役割は形態科学分野において現在も広く認められております。

弊誌は現在、年4回の冊子での刊行も続けながら、事業の主体を独立行政法人 科学技術振興機構(略称JST)の電子出版システムであるJSTAGEにおいて電子出版に移しております。
今後とも皆様のご指導とご協力を切にお願い申し上げます。

(電子版についてはJSTが提供されているデジタル・コンテンツサービスの http://www.jstage.jst.go.jp/browse/ofaj/-char/jp から閲覧が可能です)

編集委員長
慶應義塾大学医学部 解剖学教室教授
久保田 義顕

投稿規定

本誌Okajimas Folia Anatomica Japonicaは、論文の内容の一部または全体が、過去に掲載された事、または今後編集委員会の許可なく他の場所で掲載される事のないという条件の下に、解剖学を含む広く形態学の分野の学術研究論文を掲載の対象としています。掲載論文の著作権は、掲載決定日を起点にオカジマ・フォリア・アナトミカ・ヤポニカ編集部に帰属します。論文は一般的に、原著論文、剖検報告、短報、および総説等を掲載の対象とし、その他、小論、書評、論評等も編集委員会の承認の下に掲載されます。当該領域における重要な学術的新知見を含む方法論に関する論文も歓迎します。論文は英文によって書かれたものとし、日本解剖学会会員に限らず広く国内外からの研究者による論文を受け入れるものと致します。すべての投稿論文は査読の後、掲載の適否は論文の重要性、独創性、明快性に鑑み、編集委員長により決定されます。


論文の作成と投稿

概要
以下作成要領と、本誌最新論文の体裁(https://www.jstage.jst.go.jp/browse/ofaj/-char/ja/)を確認の上、論文を作成してください。論文を通じて、使用する言語は英語とします(必須)。カバーレター、原稿(3cmのマージンで両面印刷、ダブルスペース)、および図表の全てを印刷したものを、1部提出して下さい。(不完全な場合は、再度作成のため返還する事もあります。)又、印刷費用の軽減の為に、カバーレター・原稿(Microsoft Word)、図表(JPG、TIFF、PDF、Powerpointのいずれか)の全てを書き込んだCD-ROMを併せて郵送してください。

送付先は: 〒160-8582 東京都新宿区信濃町35
慶應義塾大学医学部解剖学教室内
オカジマ・フォリア・アナトミカ・ヤポニカ編集部 
TEL:03-5363-3745
FAX:03-5363-3545

原稿は、原則的には以下の内容・順番に従って作成して下さい:
Title page、Abstract、Key Words、Introduction、Materials and Methods、Results、Discussion、Conclusion、Acknowledgement、References、Figure legends
原稿には全ての頁に連番で頁数を記入して下さい。

以下、各項目別の説明を参照してください。


Title page
原稿の第一頁には、以下の項目を順に明記する。
・論文タイトル
・著者名
・所属機関・部署と住所
・60字以内のRunning Title
・論文の連絡先:責任著者(corresponding author)の住所、電話番号、Fax番号、e-mailアドレス
Abstract, Key Words
読者が一読して論文の主旨が明確にわかる200words以内の抄録を最初に表示する。5つ以内のkey wordを用意し、提示する。
Materials and Methods、Results、Discussion、Conclusion、Acknowledgement
論文は読者に理解されやすく明解なものであり、過度な学術的俗語の使用は避け、略語は原則として周知のもの以外使用しない。後に、その研究を追試する研究者の為にも、方法および研究過程は詳細かつ具体的に述べられる事が望ましい。試薬や器具の供給先名と住所も明記されたい。Resultsの項は、数個の小見出し(subheadings)に分け、論旨を明快にすることを推奨する。当該研究に関し、補助を受けた研究費、利益相反(Conflicts of Interest: COI)の有無についてはAcknowledgementに記載する。
References

参考文献は、本文中で引用された順に一連番号をふる。医学雑誌の略題は、最新Index Medicusに表記されたものに、従うものとする。

(a) 雑誌:1.すべての著者の苗字と名前のイニシャル 2.論文標題 3.雑誌名及び略号 4.発行年 5.巻 6.最初と最後の頁
(日本語の文献及び英語以外の言語で書かれた文献は例2の形式に従うものとする。

  1. Boatmen JB, Bougek MM, Rabinovitz MJ: Mitochondrial swelling during cold exposure of the rat and hamster. Am J Physiol 1962; 202: 1037-1040
  2. Kumamaru H: An experimental study on the changes of cardiac function in condition of brain death. Keio Igaku (J Keio Med Soc) 1989; 66: 1097-1111 (in Japanese)

(b) 単行本:1.すべての著者の苗字と名前のイニシャル 2.章の標題 3.編者の名前と住所 4.発刊年 5.引用した章の頁

  1. Irving L; Comparative anatomy and physiology of gas transport mechanisms. In:Fcnn WO, Rahn H, eds, Handbook of Physiology Washington DC, American Physiological Society, 1964; 177-212
Figure・Table、Figure legends
図表には「Fig. 1, Fig. 2, Table 1, Table 2」のように番号を振り、本分中に該当箇所をカッコで明記する。図表の表題、説明は原稿末尾に記載する。一つの図が複数の図によって構成されている場合には、それぞれのものに数字の後に大文字のアルファベットを併記すること (Fig 1A, Fig 1Bなど)。写真の大きさは、最大23.00cm(長さ) X 16.00cm(幅)以内とし、原図あるいは原画を添える。図や写真を複写したものを原図とすることは避ける。
校正刷り
初稿の校正は、原則として初稿のみ著者によって行われ、受領後5日以内に返送されることを求められる。
印刷経費
印刷費は著者負担とし、印刷諸経費は雑誌発行後に請求書にて請求されるものとする。カラー写真は、別途実費負担となる。
別刷論文
別刷は、論文受理後に別途費用にて希望部数分(30部以上必須)が作成される。

「フォリア・アナトミカ・ヤポニカ」ならびに「オカジマ・フォリア・アナトミカ・ヤポニカ」全巻全号
 電子アーカイブ化に伴う著作権委譲に関する告知(お願い)

著者各位

オカジマ・フォリア・アナトミカ・ヤポニカ編集部(以下「本編集部」という)は、1922年の創刊以来、「フォリア・アナトミカ・ヤポニカ」ならびに「オカジマ・フォリア・アナトミカ・ヤポニカ」(以下「本誌」という)を刊行して参りました。90年の長きに渡り本誌を刊行できましたことは、ひとえに関係各位のご支援、ご協力の賜物と深く感謝申し上げます。

此の度、本誌は科学技術振興機構の電子アーカイブ対象選定委員会によって、創刊号以降の全巻全号を電子化してアーカイブされる対象誌として選定されました。
この電子アーカイブとは、誌面を電子データ化し、同機構インターネットウェブサイト上で公開することをいいます。
これにあたっては、電子化された論文はすべてが同機構のサーバーに保存されるため、著作権が本編集部に帰属していることが条件となります。
本誌の電子アーカイブ化にあたっては、著作権法により、掲載された論文などの著者からその著作権(複製権、公衆送信権を含む)の許諾又は譲渡を必要とします。
現在は投稿規定に論文などの著作権が本編集部に帰属することが定められておりますが、投稿規定内に著作権規定を定める以前に掲載された論文などについては、著作権の委譲が明確にされていない状態となっておりました。

これらの事情から本電子アーカイブ化を進めるにあたり、創刊号以来の著作についても著作権は本編集部に帰属して戴く事と致したく、本来であれば著者の皆様お一人づつに「著作権の許諾手続き」を行うべきではございますが、当該公告を以って著作権の譲渡をお願い申し上げる次第です。

万一、この件に関しましてご了承戴けない場合、あるいはご不審の点がある場合は、2012年2月29日までに本会事務局に文章または電子メールでお申し出ください。本編集部は、このお知らせが著者の皆様の目に触れることを前提としておりますが、何らかの事情でこの件をお知りになる機会がなかった場合には、期限を過ぎましても、あらためて個別にご相談させていただく所存です。なお、お申し出のない場合には、ご了承戴けたものとし、電子アーカイブとして公開する時期が参りました段階で、論文を掲載させて戴きたいと存じますが、公開後の著者の皆様からの記事取り下げ要求に際しても柔軟に対応させて戴きます。

又、前述のとおり、創刊号以降の全巻全号を電子アーカイブ化にあたって本編集部に全ての冊子が所蔵されていないと確認された場合には、改めて著者各位に対して該当冊子の寄贈をお願いする場合がございますので、その際には何卒、著者各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。


〒160-8582 東京都新宿区信濃町35
慶應義塾大学医学部 解剖学教室内
オカジマ・フォリア・アナトミカ・ヤポニカ編集部
E-mail:med-kaibou1-sec-group@keio.jp
TEL:03-5363-3745
FAX:03-5363-3545